防犯住宅診断士とは、特定非営利活動法人日本防犯診断士協会が認定する民間資格です。
防犯に関する基礎知識と技術を有し、防犯器材やシステムの構造・機能、設計、施工、維持管理などの知識と技術を有し、関係法令についても理解している者です。
防犯住宅診断士は、住宅やマンションなどの防犯診断を行い、住まいの安全性を評価し、改善策を提案することができます。
防犯住宅診断士になるには
防犯住宅診断士になるには、日本防犯診断士協会が主催する養成講座を受講し、認定試験に合格する必要があります。養成講座は教室コースと在宅コースがあり、教室コースは2日間(12時間)、在宅コースはテキスト6冊とテープ5巻で学習します。認定試験は100問60分のペーパーテストで、正解率70%以上で合格となります。受講料金は68,000円で、入会金は免除されます。合格者には認定書と身分証明書が発行されます。
防犯住宅診断士の活動内容
防犯住宅診断士は、住宅やマンションなどの施設における防犯診断を行うことが主な活動内容です。防犯診断とは、建物の構造や設備、周辺環境などをチェックし、侵入や盗難などのリスクを分析し、評価することです。防犯診断士は、防犯カメラやセンサーなどの器材やシステムの選定や配置、ドアや窓などの施錠や補強などの改善策を提案することができます。また、公益社団法人日本防犯設備協会が実施する「防犯優良住宅認定制度」においても、認定基準に沿った防犯診断を行うことができます。
防犯住宅診断士のメリット

防犯住宅診断士になるメリットは、以下のようなものがあります。
・自分や家族の住まいの安全性を高めることができる。
・防犯に関する専門的な知識や技術を身につけることができる。
・建築業や不動産業などにおいて、付加価値の高いサービスを提供することができる。
・防犯に関心の高い人々とのネットワークを広げることができる。
・社会貢献や地域貢献につながる活動を行うことができる。
まとめ
防犯住宅診断士とは、防犯のプロとして、住まいの安全をチェックし、改善策を提案することができる資格です。
防犯に関する知識や技術を身につけて、自分や家族、お客様や地域の安全を守ることに興味のある方は、ぜひ挑戦してみてください。