マンションやアパートに住んでいると、防犯対策は必要ないと思っていませんか?
実は、マンションやアパートでも空き巣被害が発生しています。
オートロックや監視カメラだけでは十分ではありません。
自分の部屋にも防犯対策を施すことが大切です。
この記事では、マンション・アパートの防犯対策について、以下の見出しでご紹介します。
空き巣が多い時間帯と狙われやすい住まいの特徴
警視庁が発表した2022年の統計データによると、空き巣被害が最も多い時間帯は23時~24時です。人通りが少なくなるため、空き巣に入りやすい条件であること、この時間帯に電気が消えている住宅は不在もしくは就寝していることが考えられるため、侵入のハードルが低くなることが想定できます。
また、忍び込みや居空きを含め狙われやすい住宅をみてみると、一戸建て住宅が最も多く25.8%を占めています。次いで、3階建て以下の共同住宅やテラスハウスが19.6%、4階建て以上の中高層住宅が9.5%となっており、高い階層の方が防犯に適していることがわかります。
簡単にできる防犯対策6選
マンションやアパートでも防犯対策は必須です。ここでは、今すぐできる効果的な防犯対策を6つ紹介します。
・施錠を徹底し、補助鍵を設置する
・郵便受けにも鍵をかけておく
・防犯フィルムや防犯ブザーなどのグッズを活用する
・カーテンは女性らしい色味を避ける
・女性物の洗濯物は目立たないように干す
・表札にフルネームの記載をしない
施錠を徹底し、補助鍵を設置する
防犯対策の基本は、徹底した施錠です。どんなに優れた防犯対策をおこなっても、施錠を忘れてしまっては台無しになってしまいます。玄関のドアを閉めたら、忘れないうちにすぐ施錠することを習慣づけましょう。
また、現在設置されている鍵に加えて、補助錠を設置するのも効果的です。鍵が増えると侵入のハードルが高くなるため、空き巣に狙われにくくなることが期待できます。
郵便受けにも鍵をかけておく
郵便受けの鍵をかけておくことも、大切な防犯対策の一つです。郵便受けは、部屋に侵入せずとも個人情報を手に入れられる絶好の場所です。郵便物が抜き取られ悪用される危険を防ぐためにも、鍵をかけるようにしましょう。
防犯フィルムや防犯ブザーなどのグッズを活用する
いくら立派な鍵を取り付けていても、窓ガラスを割られてしまったら意味がありません。そのため、防犯フィルムを貼り、ガラスを割りにくくする対策が効果的です。また、窓が破壊された場合などに知らせてくれる防犯ブザーを併用すると、より安心です。周囲に緊急事態を知らせると同時に、空き巣を威嚇することができます。
カーテンは女性らしい色味を避ける
防犯を第一に考えると、女性らしい色味や柄のカーテンは避けた方が良いでしょう。住人が女性であることが一目でわかり、空き巣に狙われやすくなります。とはいっても、カーテンはインテリアの重要なポイントとなるため、こだわりたいですよね。その場合は、外側にミラーレスカーテンを取りつけ、部屋の内部が外から見えないように工夫しましょう。
女性物の洗濯物は目立たないように干す
屋外に洗濯物を干す場合、女性物の洗濯物は目立たないように干しましょう。服や下着が見えてしまうと、女性が住んでいることが容易にわかってしまいます。空き巣だけでなく、下着泥棒にも狙われる可能性も出てきます。下着類は、タオルやシーツなど大きなもので囲い、なるべく人目につかないようにしましょう。
表札にフルネームの記載をしない
表札にフルネームを記載すると、性別まで判別されてしまいます。特に女性の一人暮らしの場合は、苗字のみに留めておく方が安全です。マンションやアパートで決まりがなければ、表札自体を出さなくても問題ありません。
おすすめの防犯グッズ5選

防犯対策を強化するために、防犯グッズを活用するのもおすすめです。ここでは、マンション・アパートの防犯に役立つグッズを5つ紹介します。
・ドアスコープ
・ドアストッパー
・ドアチェーン
・ドアノブアラーム
・防犯カメラ
ドアスコープ
ドアスコープは、ドアに取り付けることで、来訪者の顔を確認できる便利なグッズです。インターホンの画面が小さくて見えにくい場合や、インターホンがない場合にも役立ちます。ドアスコープは、視野角が広く、暗闇でも見やすいものがおすすめです。
ドアストッパー
ドアストッパーは、ドアの下に挟むことで、ドアを開けられなくするグッズです。鍵を開けられても、ドアストッパーがあれば、侵入者がドアを押し開けるのを防ぐことができます。ドアストッパーは、滑り止めや音声警報機能が付いているものがおすすめです。
ドアチェーン
ドアチェーンは、ドアと枠に取り付けることで、ドアを少し開けても完全に開かないようにするグッズです。来訪者の確認や荷物の受け取りなどでドアを開ける場合にも安心です。ドアチェーンは、切断や外されにくいものがおすすめです。
ドアノブアラーム
ドアノブアラームは、ドアノブに取り付けることで、侵入者が触れた際に音声警報を発するグッズです。鍵を開けられた場合や、窓から侵入された場合にも有効です。ドアノブアラームは、音量や感度が調節できるものがおすすめです。
防犯カメラ
防犯カメラは、玄関や窓などに設置することで、来訪者や侵入者の映像を記録するグッズです。空き巣被害が発生した場合にも証拠として役立ちます。防犯カメラは、暗視機能や動体検知機能が付いているものがおすすめです。
まとめ
マンション・アパートでも空き巣被害は起こり得ます。
オートロックや監視カメラだけでは不十分な場合もあります。自分の部屋にも防犯対策を施しましょう。
この記事では、マンション・アパートの防犯対策についてご紹介しました。
これらの対策を参考にして、安全な住まいを目指しましょう。