こんにちは、山内です。
今回は、ストーカー対策と自衛方法についてお話ししたいと思います。
ストーカーとは、恋愛感情や執着心などを抱いている相手に対して、執拗に付きまとったり、嫌がらせをしたりする行為です。
ストーカーは、被害者の生活や安全を脅かすだけでなく、精神的にも大きなダメージを与えます。
そこで、ストーカーに遭った場合には、どのように対処すべきなのでしょうか？
また、ストーカーから身を守るためには、どのような自衛方法が有効なのでしょうか？
この記事では、以下の目次に沿って、ストーカー対策と自衛方法について解説していきます。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
ストーカーに遭ったらすぐに警察に相談しよう
ストーカー被害に遭っていることを認めたくないという気持ちはわかりますが、自分で解決しようとせずに、すぐに警察に相談することが大切です。
警察は、ストーカー被害者の保護や支援を行っており、ストーカー防止法や暴力団排除条例などの法律を適用して、ストーカーに対して警告や逮捕などの措置を取ることができます。
また、警察は、ストーカー被害者の安全確保や生活支援のために、専門の相談員やカウンセラーと連携しています。
警察に相談する際には、以下の点に注意しましょう。
- ストーカーの氏名や住所、職業などの個人情報がわかれば伝える
- ストーカーから受けた威嚇や暴力などの具体的な内容や頻度を伝える
- ストーカーからの手紙やメールなどの証拠物を持参する
- ストーカー被害届やストーカー防止命令申請書などの必要書類を作成する
ストーカーからの連絡や接触は無視しよう
ストーカーから電話やメールなどの連絡が来た場合や、直接会おうと迫られた場合は、絶対に応じないでください。
ストーカーは、被害者からの反応を求めています。
反応があればあるほど、ストーカーは自分の行為が正当化されていると思い込みます。
したがって、ストーカーからの連絡や接触は、一切無視することが重要です。
ストーカーからの連絡や接触を無視するためには、以下の対策を取りましょう。
- 電話番号やメールアドレスを変更する
- SNSやブログなどの個人情報を公開しない
- 家や職場などの住所やルートを変更する
- 人目のある場所や時間帯に移動する
- ストーカーに見られないように服装や髪型を変える
ストーカーの行動や証拠を記録しよう
ストーカーからの連絡や接触を無視することは大切ですが、それだけではストーカーの行為を止めることはできません。
ストーカーの行為を止めるためには、ストーカーの行動や証拠を記録し、警察や裁判所に提出することが必要です。
記録することで、ストーカーの行為の実態や被害の程度を客観的に示すことができます。
また、記録することで、自分の感情や記憶に頼らずに事実を伝えることができます。
ストーカーの行動や証拠を記録するためには、以下の方法を利用しましょう。
- ストーカーからの手紙やメールなどの書面を保管する
- ストーカーからの電話やメッセージなどの音声を録音する
- ストーカーが付きまとったり嫌がらせをしたりした場面を写真や動画で撮影する
- ストーカーの行動日時や内容、場所などを日記やカレンダーに記入する
- ストーカー被害に関係する人物や団体からの証言や書類を集める
ストーカーから身を守るための自衛グッズや技術を身につけよう
ストーカーから身を守るためには、警察に相談したり証拠を集めたりすることも大切ですが、それだけでは不十分です。
ストーカーは、予測不能な行動をとることがあります。
ストーカーが暴力的になったり、突然襲ってきたりした場合は、自分で身を守ることができるように準備しておくことが必要です。
自分で身を守るためには、以下の自衛グッズや技術を身につけましょう。
- 護身用スプレーやサイレンなどの自衛グッズを持ち歩く
- 空手や柔道などの武道や格闘技を習う
- ボディガードや護衛サービスなどの専門家に依頼する
- 近所の住民や職場の同僚、友人などに協力してもらう
ストーカー被害に遭っていることを周囲に知らせよう
ストーカー被害に遭っていることは、恥ずかしいと思わずに、周囲に知らせることも大切です。
ストーカー被害は、一人で抱え込むと、孤立や自己責任の感情に陥りやすくなります。
周囲に知らせることで、ストーカーの存在や被害の状況を認識してもらい、支援や助言を受けることができます。
また、周囲に知らせることで、ストーカーの行動を抑止する効果も期待できます。
周囲に知らせる際には、以下の点に注意しましょう。
- 周りにストーカー被害に遭っていることを隠さずに正直に伝える
- 周りにストーカーの特徴や危険性を具体的に伝える
- 周りにストーカーからの連絡や接触を無視していることを伝える
- 周りにストーカーから身を守るための自衛グッズや技術を教える（二次被害防止）
- ストーカー被害に対する理解や協力を求める
まとめ
以上、ストーカー対策と自衛方法についてお話ししました。
ストーカー被害は、誰にでも起こりうる問題です。
ストーカー被害に遭った場合は、自分で解決しようとせずに、警察や専門機関などに相談しましょう。
また、自分で身を守るための準備や周囲への知らせも忘れないでください。
ストーカー被害から自分の生活や安全を守るためには、自分自身が主体的に行動することが必要です。
心身に悪影響を及ぼす前に、一人で抱え込まないようにしましょう。
では、次回。
