こんにちは、山口です。
今回は、「護身用に持っていいもの」についてお話ししたいと思います。
暗い夜道や人気のない場所を歩くとき、不安に感じることはありませんか?
もしも危険な目に遭ったら、自分の身は自分で守らなければなりません。
しかし、ナイフや鉄パイプなどの武器を持っていると、銃刀法違反になってしまいます。
では、護身用に持っていいものは何でしょうか?
この記事では、護身用武器は合法なのかやメリットについて紹介します。
また、女性におすすめの護身用グッズもピックアップしました。
自分の身を守るために役立つ情報ですので、ぜひ最後までお読みください。
護身用武器は合法?使う際の注意点!
護身用武器とは、自分や他人を守るために使うことができる道具のことです。
例えば、スプレーやホイッスル、護身術などがあります。
しかし、これらの武器を使う際には、法律やマナーに注意しなければなりません。
そこで、この記事では、護身用武器の合法性と使う際の注意点について説明します。
護身用武器は合法か
護身用武器として使えるものは多種多様ですが、その中には法律で規制されているものもあります。
護身用武器の購入や所有は基本的に合法ですが、持ち歩く場合は注意が必要です。
特に、刃物や銃器などの凶器に該当するものは、人を傷つける目的で所持することが禁止されています。
また、スタンガンや催涙スプレーなどの防犯グッズも、人の生命や身体に重大な害を加える可能性のあるものとして、「軽犯罪法」に触れる可能性があります。
これらの武器を持ち歩く場合は、グッズの購入時や修理のためといった正当な理由があるかどうかが重要になります。
護身用武器を使用する際の注意点
護身用武器は、自分や他人の命を守るために必要な場合に使うものです。
しかし、護身用武器を使うだけで正当防衛となるわけではありません。
正当防衛とは、刑法第36条で定められているように、「不正な侵害から自己又は他人の権利を守るために必要な限度で行った行為」を罪に問われないとするものです。
ですから、護身用武器を使うときは、以下の3つの条件が満たされていることが重要です。
- 不正な侵害があったこと
- 自己又は他人の権利を守ったこと
- 必要な限度で行ったこと
これらの条件が証明できなければ、正当防衛とは認められず、逆に犯罪者として扱われる可能性があります。
例えば、相手が暴力をふるってきたら、不正な侵害があったと言えます。
しかし、相手が口論だけで手を出してこなかったら、不正な侵害がなかったと判断されるかもしれません。
また、必要な限度というのは、相手に与える危害が自分や他人に及ぼされる危害よりも大きくなっていないことを意味します。
例えば、相手がナイフで刺そうとしたら、必要な限度で反撃することができます。
しかし、相手が素手で殴ってきたら、必要な限度を超えて反撃することはできません。
護身用武器は、自分や他人の命を守るための最後の手段です。
使う前には、必ず上記の条件を考えてください。
そして、何事も起こらないように日頃から防犯意識を高めてください。
【女性必見!】護身用武器のメリット
護身用武器とは、自分や他人を危険から救うために活用するアイテムのことです。
護身用武器には、スプレーやサイレン、ホイッスルなどの相手に傷を負わせないものや、警棒やスタンガンなどの相手に傷を負わせるものがあります。
護身用武器を持つことで得られるメリットは、次のようなものです。
- 犯罪者に対して抵抗することができる
- 犯罪者を威嚇することができる
- 犯罪者を追い払うことができる
- 自分に自信や安心感を与えることができる
- 周囲に助けを呼びかけることができる
護身用武器は、女性にとって特別に必要なものです。
女性は、男性に比べて体力や筋力が劣っていることが多く、犯罪者から狙われやすいからです。
護身用武器を持つことで、女性は自分の命を守ることができます。
ただし、護身用武器を持つだけでは不十分です。
護身用武器の正しい使い方や法律を学ぶことも大事です。
さらに、護身用武器は最後の手段であり、まずは危険な場所や時間帯から遠ざかるなどの予防策を実行することが重要です。
護身用武器を使用する目的
護身用武器は、自分や他人の安全を確保するために使うものですが、どんな状況でどんなものを使うかは、しっかりと考える必要があります。
護身用武器の使用する目的には、大きく分けて以下の3つがあります。
1. 相手に抵抗して逃げるチャンスを作る
この目的で使う護身用武器は、スタンガンや催涙スプレーなどの非致死性のものです。
これらの道具は、相手に一時的に動きを止めたり、視界を奪ったりすることで、自分が逃げる時間を稼ぐことができます。
ただし、これらの道具は法律的にも倫理的にも問題がある場合がありますので、本当に必要なときだけに使いましょう。
過剰防衛や傷害罪になる可能性もありますし、相手に怒りを買ってさらに危険な状況になることもあります。
2. 周囲に助けを求める
この目的で使う護身用武器は、防犯ブザーやホイッスルなどの音を出すものです。
これらの道具は、大音量で鳴らすことで、周囲の人々に自分が危険にさらされていることを知らせることができます。
また、音に驚いた相手も逃げ出す可能性があります。
防犯ブザーやホイッスルは小さくて持ち運びやすいですし、法律的な制約もありませんので、常備しておくと安心です。
3. 身体へのダメージを軽減する
この目的で使う護身用武器は、防刃グッズなどの身体を保護するものです。
これらの道具は、相手から刃物や暴力を受けた際に、身体の一部をカバーすることで、けがを防ぐことができます。
例えば、防刃チョッキや防刃マフラーなどがあります。
これらの道具は自分の命を守るために役立つかもしれませんが、万能ではありません。
完全に無傷で済むとは限らないので、相手から攻撃される前に逃げることが最善です。
護身用グッズの選び方

護身用グッズは、自分の身を守るための最後の手段です。
そのため、選ぶときは慎重になる必要があります。
私がおすすめするのは、以下の3つのポイントです。
- 使い方が簡単
- 携帯性が高い
- 効果が確実
これらのポイントを説明していきます。
使い方が簡単
まず、使い方が簡単であることです。
これは、緊急時に迅速に対処できるようにするために重要です。
襲われたときには、パニックになりやすく、冷静さを失いがちです。
そんなときに、難しい操作や準備が必要なグッズは、使えなかったり間違えたりする可能性が高くなります。
携帯性が高い
次に、携帯性が高いことです。
これは、常に持ち歩けるようにするために重要です。
護身用グッズは、いつどこで必要になるかわかりません。
そのため、常に身近にあることが望ましいです。
しかし、大きくて重いものは、カバンやポケットに入らなかったり、邪魔になったりします。
また、目立つものは、周囲から不審に思われたり、相手に警戒されたりします。
そういったものよりも、小さくて軽くて目立たないものを選ぶほうが便利です。
効果が確実
最後に、効果が確実であることです。
これは、相手を撃退するために重要です。
護身用グッズは、自分を守るだけでなく、相手を傷つけることもあります。
そのため、効果が弱かったり不安定だったりするものは避けるべきです。
例えば、スプレー式のものは、風向きや距離によって効果が変わったりします。
また、音や光で威嚇するものは、相手が怯まなかったり逃げられたりする可能性があります。
そういったものよりも、効果が確実なものを選ぶほうが有効です。
女性におすすめの護身方法9選
それでは、女性におすすめの護身方法を9つご紹介します。
それぞれの特徴やメリットを解説しますので、自分に合ったものを選んでください。
1. スタンガン
スタンガンは、電気ショックを与えて相手を一時的に動けなくする護身グッズです。
スイッチを押すだけで使用できるハンディタイプや、警棒のように振りかぶって使用できるロングタイプなどがあります。
威嚇効果も高く、相手と密着しても対処できます。
ただし、電池切れや故障に注意しましょう。
2. 催涙スプレー
催涙スプレーは、強い刺激物を噴射して相手の目や鼻を刺激する護身グッズです。
距離があっても使用できるので、相手と接触しなくて済みます。
霧状タイプや泡状タイプなどがありますが、半液状タイプが命中率が高くおすすめです。
風向きや自分への跳ね返りに注意しましょう。
3. 警棒
警棒は、金属製の棒で相手に打撃を与える護身グッズです。
伸縮式のものが多く、コンパクトに持ち歩けます。
打撃力や威嚇効果が高いですが、相手と近距離で接触する必要があります。
また、不必要に持ち歩くと軽犯罪法違反になる可能性があります。
4. 防犯ブザー
防犯ブザーは、大きな音を出して周囲に助けを求める護身グッズです。
音量は100デシベル以上のものがおすすめです。
音で相手を驚かせたり、注意を引いたりできます。
また、簡単に使用できるので、子供や高齢者にもおすすめです。
ただし、音が出ない場所や相手が無視する場合は効果がありません。
5. 防刃チョッキ
防刃チョッキとは、刃物の攻撃から身を守るために着用するチョッキのことです。
金属や繊維などの素材で作られており、衣服の下に着ることができます。
警察や軍隊などの職業の人だけでなく、一般の人も購入することができます。
また、防刃チョッキは重くて暑いため、長時間着用すると不快に感じることがあります。
防刃チョッキを着用する場合は、自分のサイズや目的に合ったものを選ぶことが大切です。
6. タクティカルペン
タクティカルペンとは、普通のペンとしても使えるが、非常時には自衛用の武器としても機能する特殊なペンのことです。
タクティカルペンは、頑丈な金属製の筐体で作られており、突き刺したり、叩いたりすることで相手にダメージを与えることができます。
また、ガラス割りや緊急ハンマーとしても使用可能です。
タクティカルペンは、法律上は武器ではないため、持ち運びに制限はないが、必要以上に使用すると暴力行為とみなされる可能性があるので注意が必要です。
7. タクティカルライト
タクティカルライトとは、主に警察や軍隊などの法執行機関や自衛隊が銃などで使用する懐中電灯の一種です。
タクティカルライトは、高い明るさと耐久性を備えており、暗闇での視認性を高めたり、敵の目を眩ませたりすることができます。
また、タクティカルライトは、銃器に取り付けることができるものもあります。
タクティカルライトは、緊急時や危機的状況において、自分の安全を守るための重要なアイテムです。
8. さすまた
さすまたとは、刃物や棒などの凶器に対抗するための防犯用具です。
さすまたは、古代日本の武器である「鎖鎌」に似た形をしており、鎖の先に金属製の棒が付いています。
さすまたの使い方は、鎖を握って振り回し、相手の凶器を絡め取るか、金属棒で打撃を与えるかです。
さすまたは、法律上は武器に該当しないため、所持や携帯が可能ですが、使用には注意が必要です。
さすまたで相手に重傷を負わせたり、不必要な暴力を振るったりすると、傷害罪や暴行罪などの刑事責任を問われる可能性があります。
さすまたは、自己防衛のための最終手段として使用するべきであり、常に冷静な判断と行動が求められます。
9. 護身術
護身術とは、暴力や脅威に対して自分や他人を守るための技術や方法のことです。
護身術には、武器を使うものや使わないもの、体の一部を使うものや使わないもの、相手にダメージを与えるものや与えないものなど、さまざまな種類があります。
目的は、危険な状況から逃れることや、相手を制圧することで、自分や他人の安全を確保することです。
まとめ
以上、護身用に持っていいものとその選び方をご紹介しました。
女性にもおすすめの護身方法も9つピックアップしました。
自分の身を守るためには、事前に準備することが大切です。
自分に合った護身グッズを選んで、安心して外出しましょう。